こんにちは、主任ケアマネのMamoruです。

12月17日、ついに待ちに待ったニュースが飛び込んできました。
大阪府議会にて補正予算案が可決・成立し、以前から話題になっていた「福祉・保育現場で働く職員への3万円ギフトカード」の配布が正式決定しました!👏

今回の決定、実は「介護職だけ」ではありません。
保育士や障害福祉サービスの職員など、府内あわせて「約43万人ものエッセンシャルワーカーが対象となる大規模な支援です。

さらに今回は、子育て世帯に嬉しい「22歳以下のお米クーポン(1万円)」もセットで可決されています。

  • 「保育士と介護職の夫婦なら、世帯でいくら貰える?」
  • 「申請はいつから始まる?」
  • 「実は3万円より重要? 271億円の賃上げ支援とは」

ニュースの表面だけでは分からない、現役管理者だからこそ分かる「業界の裏側」と「賢い活用法」を速報で解説します。


【確定】うちはいくら貰える?世帯別シミュレーション

今回の決定で、以下の2つの支援が同時に走ることになります。

  1. 対象職員(約43万人): ギフトカード 3万円(1人あたり)
    • ※介護職員、障害福祉職員、保育士、幼稚園教諭などが対象
  2. 22歳以下の子ども: お米クーポン 1万円(1人あたり)

これにより、現場で働きながら子育てをしている世帯は、かなりの金額になります。 よくある「共働き世帯」で計算してみました。

ケース①:介護・福祉職シングル&子育て世帯

  • 父(障害福祉サービス職):3万円
  • 母(事務職など):なし
  • 子(高校生):1万円
  • 【世帯合計】 4万円

ケース②:エッセンシャルワーカー夫婦(最強パターン)

  • 父(介護福祉士):3万円
  • 母(保育士):3万円
  • 子(大学生):1万円
  • 子(中学生):1万円
  • 【世帯合計】 8万円

これ、すごくないですか?
特に、夫婦で「介護×保育」や「障害×介護」のように現場を支えている家庭にとっては、「8万円相当」の家計支援になります。

対象が43万人と広いので、職場の同僚夫婦なども含め、恩恵を受ける家庭はかなり多いはずです。


【最短】いつ貰える?吉村知事は「3月」と言及

気になるスケジュールですが、吉村知事はメディアに対し「来年3月中に申請受付をできるよう進めたい」とコメントしています。

  • 職員給付分(3万円): 前回同様、勤務している事業所を通じて配布される可能性が高いです。職場でアナウンスがあるのを待ちましょう。
  • 子ども分(1万円): こちらは「お米クーポン(デジタルクーポン)」として、専用サイトからの申請方式になると予想されます。

年明けすぐではありませんが、年度内(3月頃)の楽しみとして待っておきましょう。


【管理者視点】実は「3万円」より凄い「271億円」の支援

ニュースでは個人の給付金ばかり目立ちますが、管理者として見逃せないのが「事業所への支援」です。 今回の補正予算では、以下の項目も可決されています。

  • 介護・障害・保育所等の賃上げ支援:約271億円
  • 施設等の光熱費補助:約92億円

3万円は「1回限り」ですが、賃上げ支援は「毎月の給料」に関わる話です。

また、光熱費補助で施設の経費が浮けば、ボーナスカットのリスクも減り、経営の安定に繋がります。

「目先の3万円も嬉しいけど、長く働ける環境を作ってくれる予算が通った」ことが、実は一番の朗報かもしれません。


【管理者の願い】これは「大阪だけの話」で終わらせてはいけない

今回の大阪府の英断には拍手を送りますが、同時に私たち介護・福祉業界が抱える「構造的な課題」も浮き彫りになりました。

私たち福祉職の給与は、基本的に「介護報酬(税金・保険料)」などの公定価格で賄われています。

一般企業であれば、インフレで原材料費が上がれば商品価格を上げて給料に反映できますが、私たちは国が決めた価格で働いているため、物価が上がっても勝手に価格(給料)を上げることができません。

その結果、世間の賃上げムーブメントからどうしても取り残されてしまう――これが、今の業界の苦しい現実です。

だからこそ、私は強く願います。
今回の大阪府の動きが「一過性のお祭り」で終わらず、全国の自治体へと波及することを。

そして国には、一時的な給付金だけでなく、法改正(報酬改定)のタイミングで「物価上昇に負けない、世間の水準に合った賃上げ」を断続的に行っていただくことを。


【追記】令和7年12月25日に、全国の介護職員に対して、待ちに待った緊急賃上げ対策が行われることが発表され、詳細の通知がありました!!


【出口】浮いたお金は「新NISA」のスタート資金へ

制度が変わるのを待ちながら、まずは自分の身(資産)を自分で守る。
それが、令和の介護職に必要な生存戦略です。

3月頃に数万円分の支援(ギフトカード+クーポン)が入れば、その分、現金の支出を減らせます。
この浮いた現金を、あなたならどうしますか?

私は、全額「2026年分の新NISA積立」に回すことを強くおすすめします。

消費してしまえば一瞬ですが、投資に回せば将来の資産になります。

「大阪府から貰った種銭で、将来の自分年金を作る」。

そんな賢い使い方ができるケアマネ・福祉職が増えることを願っています。