2026年NISAへの大転換

2025年12月26日、私は大きな決断をしました。

これまでNISA口座で保有していた日本株と、投資の王道である「オルカン(全世界株式)」をすべて売却しました。

そこで作った資金を、2026年の新NISAではメガ10とFANG+に全振りする覚悟を決めました。

本日、2025年12月26日は、メガ10、FANG+の2026年NISA口座への買付初日でした。
そのため早速注文を実施。
先日NISA口座で売却した資金を元に、200万円の注文を出しました。

これまで楽しみにしていた株主優待や配当金。 確かに魅力的でしたが、資産形成のスピードという点では、「優待や定期的に貰える配当金では、資産が増えるスピードが遅い」と感じてしまったのが正直なところです。

アラフォーのケアマネジャーである私が、なぜ安定を捨ててまでリスクを取るのか。
私の「2026年 新NISA投資についての最終結論」についてお話しします。

1. ケアマネが見た「老後資金」のシビアな現実

私は仕事柄、お金の問題で希望する生活ができなくなる高齢者を数多く支援してきました。
マスコミで報道されている老後資金の現実は想像以上にシビアです。

施設費用の相場が変わった

一昔前なら、もっと安価に入居できる有料老人ホームもありました。
しかし、昨今の物価高騰と人件費増により、私の住む地域でも現在は月15万円程度は必要になってきています。

仮に月15万円が必要だとしましょう。

  • 年間:180万円
  • 10年間:1,800万円

夫婦二人なら、単純計算でこの倍(3,600万円)です。
「年金があるから大丈夫」と思っていても、物価上昇(インフレ)のスピードに年金額が追いつかなければ、コツコツ貯めた貯蓄は瞬く間に底をつきます。
インフレという波は、現役世代だけでなく、引退後の資産も容赦なく削っていくのです。

「市場全体への分散(オルカンなど)」や「配当金」だけでは、この波を乗り越えられないかもしれない。 その危機感が、私を「攻め」へと突き動かしました。

2. 「守り」を捨てた理由:300万円の損失と時間の壁

「それなら、堅実にS&P500で守りを固めるべきでは?」

そう思われるかもしれません。しかし、私には20代のような「失敗しても30年かけて取り返す時間」はありません。

実は私、過去にFXや信用取引などの短期トレードに手を出して、300万円という痛い損失を出した経験があります。

※詳細は↓の記事をご覧ください

この失敗から学んだのは、「短期のギャンブルはダメだ」ということ。
口では簡単に言いますが、資金を市場に入れておいて放置する勇気は投資初心者の頃はとても難しく感じ、それで短期売買を繰り返していました。

大きくマイナスから始まった私の投資人生。
40代から開始したこともあり、本格的に投資ができるのは残り10年〜15年という期間と思います。
その期間内に資産を最大化するために「成長し続ける米国トップ企業に、腰を据えて乗り続ける」という、ミドルリスク・ハイリターンの道を選びました。

3. S&P500からの「卒業」

私は2020年12月から資産形成を始めました。

2026年からは、これまでの5年間で積み上げたS&P500などの資産は、売らずにそのまま保有し「守りの土台」とします。

その代わり、これから新NISAで積み立てる資金は、S&P500(平均点)ではなく、それ以上のリターンを狙える「超・成長株」に集中させます。 私が選んだ武器は、以下の2つのファンドです。

①【成長投資枠】 愛称:メガ10

(ニッセイ・S米国グロース株式メガ10インデックスファンド)

①成長性と時価総額で選定された米国株式市場をリードする超大型グロース企業10社への集中投資
②選定された10銘柄に等金額で投資することにより、特定銘柄への過度な集中リスクを軽減
③利益と売上高から成長性を評価し、時価総額の変動を踏まえ、四半期ごとに組入銘柄を見直し・入替
信託報酬0.385%圧倒的低コスト。

(※2025年12月現在の構成銘柄)

銘柄名特徴
エヌビディアAI半導体の絶対王者
マイクロソフトクラウド・ビジネスソフトの覇者
アルファベットGoogle・YouTubeの親会社
アマゾンECとクラウド(AWS)の巨頭
メタFacebook、Instagramを運営
ブロードコムインフラを支える半導体大手
テスラ電気自動車(EV)の先駆者
イーライリリー肥満症薬で急成長中の製薬大手
ビザ世界最大の決済ネットワーク
マスターカード決済インフラのもう一人の巨人

「Appleが入っていない? それで大丈夫?」

最初は私もそう思いました。しかし、これこそがこのファンドを選んだ理由です。
メガ10は、「利益成長率」や「売上高成長率」を厳しく審査します。つまり、どんな大企業でも成長スピードが鈍化すれば容赦なく除外し、代わりに「今、一番伸びている企業」を自動で組み入れてくれるのです。

「情を挟まない新陳代謝」。 これこそが、今後生き残るための最強の機能だと判断しました。

ここにはもう一つ大きな特徴があります。それは、「テック企業以外も入ってくる」ということです。
実際、現在はクレジットカードの「Visa」や「Mastercard」、製薬大手の「イーライリリー」などが上位に食い込んでいます。

テック銘柄に固執せず、その時々の「成長の覇者」に入れ替え続ける柔軟性に賭けました。

②【つみたて投資枠】 FANG+

(iFreeNEXT FANG+インデックス)

(※2025年12月現在の構成銘柄)

銘柄名特徴
アルファベットGoogle 検索・広告のインフラ、YouTube、Android、
アマゾン世界最大のオンラインストア(EC)とクラウド
メタ旧Facebook。SNSの王者 Facebook, Instagram, WhatsApp
アップルiPhone Apple製品の圧倒的ブランドと利益率
マイクロソフトWindows OSからクラウドまで盤石
エヌビディアGPU(画像処理半導体)の世界的リーダーAI革命の心臓部を担う
ネットフリックス動画配信の世界的パイオニア
ブロードコム半導体とエンタープライズソフトウェア 高度な通信技術を独占
クラウドストライクサイバーセキュリティ企業の筆頭
サービスナウクラウドサービス 企業のデジタル化を支える

成長枠はメガ10で「攻め」る一方で、つみたて枠には「FANG+」を選びました。
こちらはメガ10とは対照的に、Appleが含まれています。

私がFANG+をあえて組み合わせた理由は、NYSE FANG+株価指数と、「均等加重」による逆張り効果を狙ったからです。
FANG+は10社に等しく投資します。また、株価が下がって割安になった銘柄を自動的に多く買い増す(リバランスする)動きをします。

  • メガ10: メンバーを入れ替えながら、「今の勝ち組」に乗って走り続ける順張り戦略。
  • FANG+: 王道のテック巨人を固定し、「一時的な不調」を拾って爆発を待つ逆張り戦略。

4. 2026年はこの「二刀流」で行く

私の新NISA戦略まとめ

  • 成長投資枠: メガ10に200万円投資 ※年内に株価が下がれば残りを投入
  • つみたて投資枠: FANG+を毎月積立

「新陳代謝」と「固定」。 「全セクターの成長株」と「テックの王道」。
この異なる性質を組み合わせることで、どんな相場環境でもチャンスを逃さないポートフォリオが完成しました。

SBI証券の設定画面、実際にこう変えました!

もちろん、この配分はリスクが高いです。
しかし、相場をコントロールすることは誰にもできません。
「どの船に乗り、どのくらいの燃料(資金)を積み、どう嵐に備えるか」は自分で決められます。

投資は自己責任。 だからこそ、私は納得のいくまで調べ、自分のリスク許容度の範囲で最大限の「攻め」を選びました。
これが、300万円の失敗を乗り越え、老後の不安を打破するために私が選んだ答えです。