「PHEV(プラグインハイブリッド)って、ガソリン代は減るけど電気代が跳ね上がるんじゃない?」
「太陽光発電を入れたら、実際の生活はどう変わるの?」
これからPHEVや太陽光発電の導入を検討している方にとって、カタログの数値ではない「実際の維持費」は気になるところですよね。
そこで、私が所有する、トヨタ 60プリウスPHEVと、自宅に設置したHanwha(ハンファ)製ソーラーパネル「Re.RISE(リ・ライズ)」の収支実績を、これから毎月記録していくことにしました。
記念すべき第1回目となる今回は、2025年9月度のデータです。
9月1日分から売電開始となっています。
▼Hanwha「Re.RISE」導入ドキュメント
結論から言うと、900km以上走ってガソリン代はほぼゼロ。
「家の電気代」と「車の充電代」を全て合計しても、売電収入を差し引けば、家計全体の電気代負担は約3,000円でした。
支出を減らして、毎月の投資資金を作ることを重視する我が家にとって、これは理想的なシステムです。
本題の前に:資産形成を支える「我が家の設備」
「そもそも、なぜプリウスPHEVを選んだの?」
このブログの前提となる、私の愛車と発電システムについては、以下の記事で詳しく解説しています。まだ読んでいない方は、ぜひ先にこちらをご覧ください。
▼ トヨタ 60プリウスPHEVを選んだ理由
【実績】プリウスPHEV トータル927kmを走り、ガソリン消費は…たったの1.3リットル
それでは、今月の実績(論より証拠)です。
まずはMy TOYOTAアプリの走行データをご覧ください。

- 走行期間: 2025年9月度(9/1〜9/30)
- 総走行距離: 927 km
- 平均燃費: 718.7 km/L
計算すると、この1ヶ月で使ったガソリンは、わずか約1.3リットル。
金額に換算すると、約220円(170円/L換算)です。
1日で100km以上を走っていないので、ほぼ「電気自動車(EV)」として運用できています。
これだけの距離を走って、このガソリン代で済んでいる事実に、私自身も驚いています。
電気代は高い? 実際の請求明細を公開

Haruka
ガソリン代が安くても、その分電気代が高いんでしょ?

Mamoru
やはりそこは気になりますよね。
9月分の電力料金内訳明細(支払い額)をお見せしますね。
2025年9月度の収支データ
9月は残暑でエアコンを使っていましたが、PHEVへの充電分もすべてこの中に含まれています。
(※プライバシー保護のため、一部情報を伏せています)


わかりやすく表にまとめました。
| 項目 | 電力量 (kWh) | 金額 (円) |
| 買電(支払い) | 487 kWh | 11,783円 |
| 売電(収入) | 584 kWh | 8,760円 |
| トータル収支 | +97 kWh | -2,927円(実質負担) |
【データの集計期間について】
※電力会社の検針日の関係で、請求書(10月分)の日付は「9月8日~10月7日」等のズレがありますが、今回は「9月の実績」として紹介しています。
「9月1日〜30日」の正確な発電状況については、次の項目のモニター画面で解説します。

Mamoru
いかがでしょうか。
家の電気を使い、愛車のプリウスPHEVを927km走らせて、家計からの支払いは「約3,000円」で収まっています。
なぜここまで安い? 明細から読み解く「2つの理由」
ここが重要ポイントです。ただ漫然と使っているだけでは、ここまで安くはなりません。 明細を分析すると、「設備選び」と「使い方」の成果であることがわかります。
1. Hanwha(ハンファ)「Re.RISE」の発電能力
数字を見て気づいた方もいるかもしれません。
金額ではマイナス(支払い)になっていますが、「電気の量(kWh)」に注目してください。
- 家と車で使った電気(買電):487 kWh
- 屋根で生み出した電気(売電):584 kWh
実は、「使った量」よりも「生み出した量」の方が圧倒的に多いのです。
こちらは自宅リビングのモニター画面(9月1日~9月30日の売電グラフ)です。


9月の1ヶ月間、Hanwha(ハンファ)のソーラーパネル「Re.RISE(リ・ライズ)」(5.5kW)が、家族と車が消費する以上のエネルギーを生み出してくれました。
金額では約2,900円の支払いとなっていますが、これは単純に電気の「単価差」(買う電気は高く、売る電気は安い)によるものです。
エネルギーの「量」で見れば、Re.RISEは自宅と車の消費分をすべてカバーし、さらに余剰が出るほどの発電をしてくれています。
徹底した「夜間電力」と「AI制御」の活用
もう一つの理由は「使い方」です。 明細の「ご使用量」の内訳にご注目ください。

- 昼間(合計): 129 kWh
- 夜間(21時〜7時):358 kWh
基本的には、単価の安い「夜間(約73%)」に電力使用を集中させています。
プリウスPHEVの充電はもちろん、家庭内で電力を使うPanasonic製 給湯機(エコキュート)も夜間稼働がベースです。
しかし、それだけではありません。 我が家のエコキュートはアプリと天気予報が連動しており、「晴れて発電量が多い日」は、自動的に昼間の太陽光(0円の電気)でお湯を沸かしてくれます。
- 晴れの日: 0円の太陽光エネルギーで沸かす
- その他の日: 格安の夜間電力で沸かす
この「AIによる発電時間の自動使い分け」のおかげで、高い昼間の電気をほとんど買わずに済んでいるのです。
プリウスPHEVとPanasonic製 HE-NSシリーズのエコキュートという「2大電力消費」を、太陽光パネルRe.RISEと夜間電力で完全にコントロール下に置く。これが激安明細の秘密です。
【コスト比較】ガソリン車(ハイブリッド)に乗っていたら、いくら払っていた?
このブログのテーマは「資産形成」です。 今回の結果を、投資家の視点で計算してみましょう。
もし私が、燃費の良いハイブリッド車(実燃費20km/Lと仮定)で同じ927kmを走っていたら、家計はどうなっていたでしょうか?
- 必要ガソリン量: 約 46 リットル
- ガソリン代(170円/L):約 7,820円
一方、我が家の今月の電気代負担(家+車)は 2,927円 です。
1ヶ月の支出を比べてみた
- ガソリン車(ハイブリッド)+オール電化住宅の場合:
車の燃料代(7,820円)+ 家の電気代 = 最低でも2万円コース - 我が家の生活(プリウスPHEV × Hanwha Re.RISE)
車の燃料代(ほぼ0円)+ 家の電気代 = 2,927円
やはり、太陽光発電+PHEVで通勤の方が圧倒的に安いのです。
「車を持つと維持費がかかる」というのは常識ですが、「Hanwha Re.RISE × プリウスPHEV × エコキュートのAI制御」を組み合わせた我が家では、維持費の概念そのものが大きく変わりました。
まとめ:浮いたお金はすべて「投資」へ
今回の明細公開で、「PHEVと太陽光(Re.RISE)は、家計防衛の頼もしい味方になる」ことが確認できました。
- Hanwha(ハンファ)Re.RISEで電気を自給自足する
- **天気予報連動(AI)**で、晴れの日は0円の電気でお湯を沸かす
- 安い夜間電力でPHEVにエネルギーを溜める
このサイクルが回れば、我慢して節約する必要すらなくなります。
こうして浮いた「月数千円〜1万円」のお金。 私はこれを浪費するのではなく、淡々と新NISAのインデックス投資に回します。
支出を減らして、毎月の投資資金を作ることを重視する我が家にとって、これは理想的なシステムです。
来月もまた、実際の明細を公開しますのでお楽しみに!
